石巻市の重度心身障碍児の日中一時支援施設「みっちゃんち」の高橋さんが行かれるというので私も連れて行っていただきました。 一人一人の重度のお子さんを複数抱えたお母様方が、絶望や苦労の末に、「子ども達を預かってくれる施設がないのなら自分で作ろう!」と意を決するまでをお話しいただき、そのご苦労に涙を抑えることができませんでした。そこには、どんな状態であれわが子を愛しいと思う親の姿がありました。「障がいを持ったお子さんを『福子』というんだよ。」という言葉が分かったような気がしました。 翻って、身体は満足に生まれたにもかかわらず、貧困、養育放棄や虐待にあえぐ大人や子どもの殺伐とした生を思う時、「この違いは何?」という思いを深くしました。 |